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2015年2月15日日曜日

男の友情・おすすめ絵本 vol.25 (番外編) 大野君と杉山君

こんばんは!
オリジナル絵本ギフトのBig Hug
関谷昌子です🎵

日曜日の昼下がり、窓の外からは、
子ども達が元気に遊ぶ声が聞こえてきました。
小学校3,4年生くらいの男の子達でしょうか。

楽しそうやなぁ〜いぃ午後やなぁ〜

なんて思いながらぼんやり聞いていたら、突然ドキッとするような発言が……。

「まぁお前はそういう男やもんな!
すぐ諦める。」

思わず声のする方向を振り返ってしまいました^_^;

どんな文脈で交わされた会話か分からないですが、大人びた発言にビックリすると同時に、私の背筋が伸びました笑

そんな会話を聞いて思い出したのが、コチラ。

「大野君と杉山君」
さくらももこ 作・絵



ちびまる子ちゃんの登場人物、大野君と杉山君の友情を描いた長編作品です。

二人の関係性がむっちゃくちゃ爽やかで、まっすぐで、あぁ、いいなぁー。って思うんですよね。

騎馬戦で大野君が負けてしまったところが、ひとつの山場。
ほんとは助けたかったのに、間に合わなかった自分を責めてる杉山君が、

「バカヤロー!俺がいなきゃ負けちまうなんて、最初からよえぇ奴だ!」

と言っちゃって大げんかになるシーンなんて、涙無しじゃ読めません。

秋晴れの日の運動会みたいな気分になりたいときに、おすすめの一冊です(*^_^*)

大野君と杉山君の男の友情に涙したあと、合わせて読みたくなるのはこちら。

「永沢君」
さくらももこ  作・絵


ちびまる子ちゃんの名脇役、玉ねぎボーイ永沢くん。家が火事になっちゃった、ちょっと暗くて意地が悪い男の子です。
これは、中学生になった永沢くんが主人公のお話。
どよーんとした空気感が何とも言えず、ブラックユーモア満載、大野君と杉山君の爽やかさとは真逆の作品です。

小学生の永沢くんは、なかなか性格悪いですが、中学生の永沢くんはもっと性格悪いです。笑

好き嫌いが別れるかもしれませんが、
こちらもぜひ読んでみてほしい作品です^_^

ということで今日は完全に関谷の趣味に走ったブログでした〜


「お前はそういう男やもんな。すぐ諦める。」と言われていた男の子が、諦めずにがんばれますように!


*** 
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オリジナル絵本ギフトのBig Hug
http://bighug-g.com

2015年1月21日水曜日

おすすめ絵本vol.13 番外編「逢沢りく」

こんばんは!
オリジナル絵本ギフトのBig Hug
関谷昌子です(*^^*)

今日ご紹介するのは、絵本じゃなくて漫画!

「今日の猫村さん」っていう漫画、読んだことがある方はいますか?

鉛筆で描いたタッチの、猫の家政婦の、シュールな漫画です。

今日は、猫村さんの作者、ほしよりこさんの新作をご紹介!

「逢沢りく(上)(下)」(2014, 文藝春秋)
ほしよりこ 


この本を知ったきっかけは、知り合いに

「こないだおもしろい漫画を読んだよ。
上下巻に分かれてるんだけど、2冊で1時間もかからず読めちゃう。

なんかね。もしかしたら、大阪の人は、上巻読んだら、
ちょっと怒るかも。
大阪のことが、大っ嫌いな女の子の話なの。笑

でもね、下巻を読むと、大阪の人のあったかさっていうのかな。
そうゆうのがすごくうまく描かれてる。

いっかい読んでみなよ。」

とオススメされたからでした。

その言葉をそのまま使って、みなさんにもおすすめします。

(けして手抜きではありません。笑)


物語は淡々と進むんですが、 (画風も、ものすごく淡泊)

「相手を思う気持ち」が、さらっと、でも丁寧に描かれていて、
 

下巻の後半ではボロ泣きでした。


普通だと思っていたことが、あれ、違ったの?
という、「大阪 再発見☆」的な面白さもあります。

たとえば私が印象的だったのは、逢沢りくと、中学校の先生の、この会話。

先生「逢沢、ちょっと」

りく「先生 何か」

先生「ほんまに大丈夫か?何かあるんやったら どうにかせなあかんやろ。
だれなと話して なんなとあれして、それから何や…そやろ?」

りく「は…あ…」

先生「まぁ短い期間かもしれんけど、先生は君のあれや 担任やんか
せやからあれしてくれたら、何でけることも、まぁあれやんか…せやろ?」

りく「は……あ……」

(中略)

先生「わかったら解散っ 気ぃつけて帰れよ」

りく「(全然何が言いたいか わかんなかったわ…) 」


関西以外では「アレしてアレする」って使わないのですか…!?




この会話が、関西以外で通じるにせよ通じないにせよ、
言葉で伝えあうって、ほんとは難しいんだなぁと感じました。

その言葉をどんな意味で使っているか、普段私たちは
何気なくお互い、理解しあっていると思っているけど、

育ってきた環境や、その瞬間の考え方や、
それこそ方言の違いなどですれ違っていて、
もしかしたら相手は、自分の理解とは違った意図で
その言葉を発したかもしれない。

言葉を発した側も、自分の意図した意味で聴き手が
受け取ってくれているとは限らない。


「言葉に発したことは伝わっている」
みたいな感覚になることもありますが、

何かを伝えるときに、言葉は必ずしも万能じゃないんだということは、
忘れちゃいけないなと思いました。



そんなこんなで、ちょっと話が本の内容からずれましたが、
かなりおすすめです。
一冊1000円しますが、何回も読むたびに
味が出てくると思うので、決して高くないと私は思います。


以上、おすすめ絵本番外編でした!


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