2015年2月14日土曜日

バレンタインの思い出 おすすめ絵本vol.24「どんなにきみがすきだか あてて ご らん」

こんにちは!
オリジナル絵本ギフトのBig Hug
関谷昌子です(*^^*)

今日はバレンタインデーですね♪

昨日知り合いの方が、

「今日の晩、娘と一緒に、部活のみんな用のクッキー焼かなきゃいけないのよ…。
200枚……。」

と、げっそりしておられました。笑

手作りの「友チョコ」、もらったら嬉しいけど作る方は必死のようです^^;
子ども社会も大変だ〜!

今日のおすすめ絵本はバレンタインにちなみ、こんな絵本。

「どんなにきみがすきだか あててごらん」
サム・マクブラットニィ 作  アニタ・ジェラーム 絵
小川 仁央 訳













「どんなにきみが好きか」
チビウサギと、デカウサギが競い合うお話です。

チビウサギは、デカウサギのことが大好きで、それを一生懸命伝えたくて、
デカウサギはそんなチビウサギのことが愛おしい。

ほのぼの、大人も心温まる絵本です。

電車でこんなこと言い合ってるカップルがいたら蹴っ飛ばしたくなっちゃいますけどね!


さてみなさんは、初めてバレンタインのチョコをあげた日/もらった日、覚えてますか?

私は小学校3年生のとき、同じクラスで、ドッジボールがうまいTくんのことが好きで、
そのTくんにあげたのが初めてのバレンタインです。

でもSちゃんも、Tくんのことが好きだったんです。

バレンタインの日。
私はなぜだったか、Sちゃんと一緒にチョコを渡しに行くことになりました。

今考えると恐ろしいですね、自分のことを好きな女の子が二人並んで、手作りチョコを渡しにくるなんて…。笑


私とSちゃんは、Tくんちに着き、チャイムを鳴らしました。
そしてドアが開き…

顔を出したのはTくんのお父さん。

「今Tは遊びに行ってるよ」


なんや、おらへんのか…。

ドキドキしてたのが、いなくてちょっと安心したような、変な感じでした。


Sちゃん「うち、もう習い事やから帰らなあかん…」
わたし「ほんなら、一緒に渡しといてあげるわ~~!」


ライバルのチョコも一緒に渡してあげるというよく分からない状況になり、夕方改めてTくんちに行き、チャイムを鳴らすと、今度はちょっと緊張した顔のTくん。

「これ、バレンタインの…。
    これはSちゃんから…。」

「あ、ありがとう……」

2人分渡されて、Tくんもどうしていいか分からなかったでしょう。笑


そしてホワイトデー。
私の家のチャイムが鳴り、出るとそこにはTくん!
お返しのクッキーをくれたのでした。

めちゃめちゃ嬉しい私に、Tくんの言葉は、

「Sさんち知ってる?」

もちろんSちゃんにもお返しのプレゼントを渡しにいくのでした。

これ、たぶん初めて「切ない」気持ちを経験した瞬間な気がします。

もらったクマの形のクッキーは、大事に大事に少しずつ食べて、

しまいにはカビてましたとさ。

そんな、初めてのバレンタインの思い出。


バレンタインの日、ドアを開けてくれたTくんのお父さん、ホワイトデーでお返しプレゼントを買ってくれたであろうお母さんは、どんな気持ちだったのか、聞いてみたい気もします^_^

初めてのバレンタインには、男の子と女の子のドラマがあるけど、

その様子を見守る親にも、いろんな思いがあるんでしょうね。



それでは、みなさま素敵なバレンタインデーを!

***
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