こんにちは!オリジナル絵本ギフトのBig Hug 関谷です(*^^*)
Big Hugの事務所がある大阪市北区は、
本日が成人式のようで、
朝から晴れ着姿の新成人の皆さんを
たくさん見かけました。
いいお天気でよかったです。
素晴らしい一日になりますように!
「今日から大人!」
という皆さんを見ながら、
果たして自分はちゃんとオトナになったのか?と問うと、
まだまだだな~と思うわけですが、
それでも、
「あ、オトナになったんだな…」
と思う瞬間は訪れます。
いちばん初めてそう思ったときのことを思い出したのは、この絵本。
「フルーツケーキ いただきます」(2013)
岡村志満子 さく
ポプラ社
"紙の絵本"を、シンプルながらも最大限に生かしたしかけ絵本です。
まずはスポンジ。次のページはクリーム、その次はいちご!
少しずつ幅の短いページがどんどん重なり、
ケーキがだんだんできあがっていく様子が見事に表現されています。
最後は、ケーキが切り分けられているところまで!
ケーキが好きなお子さんは、大喜び間違いなしです(^^♪
なぜ子ども向けのこの絵本で、
「あ、オトナになった」と感じたことを思い出したかというと…
しょうもない話ですが、
小さいころ、ホールのケーキを切り分ける瞬間は、”たたかいの始まり”だったのです。
1ミリでも大きいケーキはどれか。
どうやって兄を出し抜くか、どうやってじゃんけんに勝つか。
勝負に負けて大泣きしたことも、
勝負に勝って自分が好きな方を選んだのに、「あほや〜こっちのほうがいっぱいイチゴ入ってんのに〜」
と言われ大騒ぎして叱られたこともありました。
しかし私が高校生か大学生の頃、自宅にケーキがあり、
兄に「じゃんけんしよ」というと、
「まさこが好きな方選んでいいよ」
というではありませんか…!
そのとき、あぁ、私たちはもう、大人になったんだ。
そう思いました。
大きいケーキを食べられて嬉しいはずなのに、あの切なさたるや。
(この話を友人にしたところ、
「それ、大人になったのはお兄ちゃんだけや」と笑われましたが)
成長していくことは、嬉しくもあり、少し寂しくもあり、
でもやっぱり、また新しい関係を結んでいくことができる、
ステキなことなんだと思います。
かつてケーキ戦争を繰り広げた兄ちゃんも、
今やもう、立派な父ちゃんです。
姪っ子がもう少し大きくなったら、
一緒にこの絵本を楽しんで、一緒にケーキを作って、一緒に食べよう。
そう思った成人式の日でした。
心に響く プレゼントを贈るなら、
オリジナル絵本ギフトのBig Hug
http://bighug-g.com
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